今日から平成31年第1回定例会が始まりました。冒頭、市長から施政方針、教育長から教育方針が述べられました。
続いて一般質問、私は2番目の通告で、午後からになりました。今回のテーマは@福生市の長期計画について、Aサイバーセキュリティ対策についての2項目です。
1項目目の長期計画については昨年12月定例会で総合計画、教育振興基本計画が10年経過するところで総括をお聞きしました。今回はこれからの10年を見据えてと題して市長、教育庁のお考えをお聞きしました。来年には新しい計画を策定するこの時期先走りかもしれませんがキーワードを挙げての質問です。
教育に関して、特に家庭・地域の教育力向上についてお聞きするうち、いかに教育問題で家庭に入り込めるか疑問に思い、福祉と教育の一体化を訴えました。副市長からご答弁をいただきましたが、現状の組織構成のもと連携を密にする、というご答弁をいただきました。新潟県三条市の例を挙げさせていただきました。三条市では教育委員会に子育て支援課を設置して一元化を図っています。福生市の現状では子ども家庭部の所有する個人情報を教育委員会と共有できないというジレンマがあります。組織を一体化することで情報の一元化も図れます。
当市では中学生の自死が2件発生しています。家庭や地域の問題で悩んでいる子どもたちがいた場合誰が助けてくれるのでしょうか。密度の高い連携を臨みます。
もう1項目はサイバーセキュリティ対策です。サイバー攻撃という言葉も一般化しつつあると思っています。総務省が主導して地方自治体のセキュリティ対策を実施しました。庁内のネットワークとインターネットを隔離する手段です。そのため、職員からすると外部とのメールでの情報やり取りやWebを使った調査や情報の入手がとても面倒になりました。それをも覚悟でネットワークを分離しているわけで、そのための仕組み(東京都が管理)に年間620万円ほど支出していますが、市独自で行うより共同で行った方が安く済むとのことです。
総務省はともかく、文科省などは自治体に対する調査をインターネットのWebで行っています。当然対応できません。現場ではどう対処しているのでしょうね。個人所有のセルラーモデル(iPadなど、やパソコンをスマホに繋ぐ)で仕事を行っているようならおかしいと思います。インターネットに接続する安価なパソコンの導入を要望しました。
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