地酒で乾杯を推進する条例(地酒で乾杯条例)が施行されてはや1年半、両蔵元のご当主と条例に賛成した議員とで意見交換をしようということで、田村酒造に集まりました。
意見交換会の前に酒の仕込みが始まったということで嘉泉ご当主が蔵の中を案内してくださいました。日本酒の作り方を一通り現場で説明されました。上の写真は仕込み樽の口のところで説明をされる両ご当主。この樽の中に落ちると死にますよ。蓋の布をあけ中を見せてくださいました。頭をかざし、当主が樽の中の空気をかき混ぜるとウワ、炭酸ガスとアルコールなんだそうです。
見学も終わり、2階の会議室で意見交換会。下の写真は多満自慢ご当主によるハーモニカの演奏。いつ聞いてもすごいね。
最後に苦労話をということで挨拶をさせていただきました。議長のころ、西多摩の地酒で乾杯を推進する条例を上程しようとしたのですが、当時は全会派一致が条件で、もっとまともな条例を上程すべきという声に押され断念した思い出話です。
でも福生市単独で条例を制定して良かったと思っています。売り上げが上がったかどうかは定かではありませんが、伝統文化を守ろうと必死に頑張っておられる両酒造を応援したいものです。この条例は酔っ払うのが目的ではなく、伝統文化を守ることを主眼に置いたものです。次は西多摩全市町村で制定していただきたいものです。
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