朝刊に、「国家公務員定年65歳案 自民が了承」との見出しで記事が載りました(写真(無断転載が禁止されていますが))。改正案によると、現在の定年は原則60歳だが、2022年度から2年ごとに1歳ずつ引き上げ、30年度に65歳とするものです。
改正案では「役職定年」も導入された。しかし、党内から「能力・実績主義の徹底が必要」との意見が出ており、人事評価を改善することなども付則に盛り込まれた、とあります。
政府が、国家公務員法とは別に定年を定めている検察庁法や自衛隊法の改正案も提出するとあります。この書き方をすれば今回の検察官の定年延長はやはりおかしいのではないでしょうか。なぜ昨年中にこの法律改正を行わなかったのでしょうか(でも間に合わなかったかな)。そうすれば何の問題もなかったと思うのは私だけでしょうか。
国家公務員の定年延長はいずれ地方公務員の定年延長にも及ぶのではないかと思います。30年にかけての引き上げですから採用面に及ぼす影響は小さいかもしれませんが。
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